保育園幼稚園には、どのような違いがあるのかをご存知でしょうか?
就職や転職を考える上で、幼稚園と保育園のどっちが良いか悩むこともあるかと思います。
『子どもを預かる』という面では似ていても、資格や仕事内容など異なる面はたくさんあります。
今回は、具体的な仕事内容や働き方の違いをご紹介します。

まずは保育園と幼稚園の大きな違いを見てみましょう!

保育園と幼稚園の制度上の違いは?

「保育園」と「幼稚園」は、「子どもを預かる」と言う面では同じですが、上記のように管轄が違ったり、預かる子どもの年齢や保育目的が異なります。働く上で必要な資格も異なりますね。

保育園の目的は、「日々保護者の委託を受けて、保育に欠けるその乳児又は幼児を保育すること」(児童福祉法第39条)とあり、基本的に生活面を中心とした指導になります。
一方、幼稚園では目的が「幼児を保育し、適当な環境を与えてその心身の発達を助長すること」(学校教育法第77条)とあり、学習面を中心とした指導になります。

目的が違うと、1日の流れも違うのでしょうか?

保育士と幼稚園教諭の仕事内容も見ていきましょう!

保育士と幼稚園教諭の仕事内容の違い

保育士と幼稚園教諭の1日のスケジュール

元保育士・元幼稚園教諭の保育士Reachのアドバイザーが、1日の仕事内容をまとめました!
こうして見ると、まず大きく違うのは保育時間ですね。保育園は原則8時間、幼稚園は原則4時間開園することが決まっているので、子どもたちの降園時間に違いがあります。また幼稚園は開園時間が短いため、午睡時間がありません。

幼稚園教諭は子どもが降園した後に事務作業や行事の準備をする時間が確保できるのに対し、保育士は常に子どもがいる状態なので、午睡時間で準備をしたり職員同士で保育を交代して対応しています。

年間行事や休日の違いは?

保育園も、運動会やお泊まり保育などたくさんのイベントがありますが、幼稚園の方が年間行事数は多い傾向があります。
また、参観日やバザー・親子遠足など、保護者と関わる機会も幼稚園の方が多いですね。

反面、幼稚園は春休み・夏休み・冬休みがあるので長期休みも多く、基本的に土日祝日は完全にお休みになります。保育園は基本的に働いているご家庭が子どもを預けるので、年末年始以外は基本的に開園されていて、土曜日も月1,2回シフト勤務が回ってきます。

ただ、幼稚園はシフト制ではないので平日に有給を取ることが難しく、有給は保育園の方が取りやすいです。

ゆり先生
ゆり先生

働き方も、それぞれの良さがありますね!

まとめ

今回は、保育園と幼稚園の違いをまとめました。
保育園と幼稚園では、管轄や預かる子どもの対象年齢・保育の目的など違う部分も大きかったですね。
ぜひ、就職・転職活動の参考にしてください◎

また、就職・転職は考えているけど、どんな園が自分に合っているかわからない。希望に合う園があるのかを知りたい。などお悩みがございましたらぜひ保育士Reachにご相談ください。

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